はやぶさ2、打ち上げ延期

 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の28日発表によると、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機の打ち上げを、悪天候が予想されるため当初予定の30日から12月1日以降に延期するそうです。

 ロケットやはやぶさ2に異常はなく、あくまでも悪天候のため。予報では1日も悪天候の見通しで、打ち上げは2日以降にずれ込む可能性もあるとの事です。

 はやぶさ2計画の責任者を務めるJAXAの国中均教授(54)らが28日、打ち上げ場所となる鹿児島県の種子島宇宙センターで記者会見で、30日に雷の発生しやすい雲がロケットの進路にかかるとの見通しを示したものです。国中教授は「天候はどうしようもない。気持ちを引き締めて準備し、数日以内には打ち上げたい」と述べました。

 雷は電子機器の大敵ですから、仕方がありません。しかし、打ち上げを見るために種子島に来ていた人はさぞ無念でしょう。はやぶさ2は特に人気で、打ち上げを見学するツアーなども組まれていましたから。
 目的地の小惑星「1999JU3」と地球の間を効率よく往復するには、今回は12月9日までに打ち上げる必要があります。もし9日までに打ち上げが出来ない場合、来年以降、改めて適切な日程を検討すると言う事です。