小保方氏不服申し立てせず、不正4件確定

 STAP細胞論文問題で、新たに二つの図表の捏造を認定された小保方晴子・元理化学研究所研究員(31)は、理研に対して不服申し立てをしませんでした。これにより、昨年3月に認定された別の2件の捏造・改ざんと合わせて計4件の不正が確定し、一連の不正調査は終結します。

 同研究所の規定によると、不服申し立ては調査委員会で研究不正を認定された当事者が通知を受けてから10日以内にできるとされ、5日が期限でしたが、小保方氏が不服申し立てを行わなかったものです。

 小保方氏は昨年3月、理研が設置した最初の調査委で2件の画像の不正を認定された時は不服申し立てを行い、「過失であり、捏造や改ざんには当たらない」と訴えましたが、退けられていました。研究不正が認定された職員は懲戒対象となりますが、小保方氏は昨年12月21日付で理研を退職したため、実際の処分を受けることはありません。懲戒委員会は職員だった場合に相当と考えられる処分を検討するとしています。