副操縦士が意図的に墜落

 ドイツの格安航空会社、ジャーマンウィングス9525便がフランス南東部のアルプス山中に墜落した事故は、機長が操縦席を離れた時、副操縦士が意図的に機体を急降下させたためであることが判明しました。

 副操縦士は、診断書で療養を促されていたことを隠し乗務していた模様です。

 アメリカで発生した同時テロ以降、ハイジャック対策の一環として、操縦室のドアが外側から開かない構造にするなど安全対策を強化。パイロットが再入室する際は、操縦室内のパイロットが中から操作して鍵を開けるようになっいます。そのため、機長が操縦席に戻ることが出来ず、副操縦士が機体を急降下させることを阻止出来なかった。アメリカでは機長らがトイレに立つ際は客室乗務員を入れて対応する」操縦室内の常時2人体制の運用をしています。しかし、日本やヨーロッパではその規定がありません。今回の事件を受けて、ヨーロッパでも常時2人体制の運用をすすめる動きがあります。

 日本の航空法に基づく規則では、機長または副操縦士がトイレなどのため離席する場合のルールを各航空会社が定めるよう求めていますが、常時2人体制の運用をするかについての対応は各社で分かれています。

 スカイマークは、操縦室でパイロットが客室乗務員と記念撮影し問題となったことをきっかけに、操縦室内にパイロットが1人だけになることを可能な限り避ける対応をしていますが、日航や全日空はこの点についてのルールは特にないと言う事です。